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2011WNBF/INBF世界選手権報告7
■後東明彦選手のコメント
昨年は減量しすぎた感じだったので、今回の挑戦では、体重を8ポンドアップして、141ポンドで臨みました。結果は「マスターズ4位」「バンタム5位」
マスターズの選手は、すべてミドル級からヘビー級で年齢も40代半ば、特に上位3名は、オープンクラスでも入賞選手。自分は54歳で最年長、さらに最軽量。
バンタムクラスでは、すべて若い選手ばかり。いずれの選手も、ものすごい仕上がりで、サイズも大きい。入賞できないのを覚悟していました。
現状では、これが限界でしょう。よくやったと思います。
■中野明伸選手のコメント
私は、今回で7回目のニューヨークですが、毎回、楽しく訪れることができるのは、ボディビルを続けているおかげであると考えてます。
今回は、体の故障もあり十分なトレーニングができていなかったせいか、満足いく調子で臨めなかったのは残念に思います。しかし、昨年、私事で出場できなかったこともあり、来年につなげるためにも、今年の出場は絶対だと思い挑戦しました。
そんな調子の中で、私の目標である本来入賞者だけに許されるフリーポージングができたことは、大変うれしく思いました。また、それとは正反対に世界の厳しさと体の違い、特に、入賞選手の比較にならない仕上がり筋量の違いにただただ、驚くばかりでしたが、そのような中でも今後の目標を挙げることができました。今回の大会結果での屈辱を自己のプラスにし、心身を一新、新たな目標に向かった邁進していく所存です。
2011年12月14日(水)
『2011WNBF/INBF世界選手権報告7』|大会情報|コメント (0件) | コメントの投稿
2011WNBF/INBF世界選手権報告6
今回の審査員は12名、審査が長時間に及ぶため、交代制で行われていた。審査委員長は、4回のプロ女子世界チャンピオンやプロモーターなどの実績を持つナンシー・アンドリューで、的確に比較審査を進行させていた。ほかの審査員は、3名の医師やコーチ、トレーナーなど、長年実績のある者で構成されており、公平な審査が行われていた。特に、プロ・男子オーバーオールについては、ミドルクラスの地元ニューヨークの選手とイギリスのヘビークラスの選手が全く互角の戦いをしたが、軍配をイギリスの選手に挙げるなど、冷静沈着にジャッジをしており、私は、大会終了後に、審査員にすべてのクラスですばらしいジャッジだったと声をかけた。なお、すべての日程が終了したのは、午前1時で、ホテルに戻り就寝したのは午前3時であった。
今回、チェー・ローWNBF会長ならびにチャーリー・カロー副会長のはからいで、私たち夫婦に最前列の席を用意していただくと共に、友好章の授与、アマ男子総合優勝選手の表彰の役割に加えて、夕食への招待をしていただいた。心から感謝したい。
WNBFとの交流は、1993年に高橋武志NBBF現理事長が、長崎市で開催した全日本大会に、チェー・ローWNBF会長とスティーブ・ダウン理事長(当時)を招いて交流が始まり、これまで、1997年には中野香代子選手がWNBFプロ・ユニバースで総合優勝するなど、数々の実績を残してきている。今回の世界選手権に参加して「プロもアマも100%ナチュラル」というNBBFと共通した活動を展開するWNBF/INBFにあらためて敬意を表し、今後とも連携した取り組みを進めていきたいと考えている。
最後に、出場した後東選手と中野選手のコメントを記す。
2011年12月14日(水)
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2011WNBF/INBF世界選手権報告5
後東選手はマスターズAクラスで4位、オープン・バンタムクラスで5位入賞と大健闘した。今回、昨年の反省から体重を全日本大会時より3kgアップして出場したが、若干、カットが甘くなっていた。全日本当時のカットを持った後東選手を、今一度比較審査で見て見たいと思ったが、いずれにしても日本人選手全体の1番の課題としては、まずバルクアップに取り組むべきであろう。
最終審査結果で総合優勝者を見てみると、プロ・ボディビル女子部門は、ヘビークラスのチェリー・マイアー選手(イギリス)、プロ・ボディビル男子部門が、ヘビークラスのリチャード・ゴジェッキー(イギリス)、アマ・ボディビル女子部門は、アンナ・ミリント(イギリス)、アマ・ボディビル男子部門がライトクラスのエリック・セイフリッド(アメリカ)と、イギリス勢が大活躍した。今後ともヨーロッパ選手の台頭が注目される。
2011年12月14日(水)
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2011WNBF/INBF世界選手権報告4
ファイナルショーは各国の役員と選手が舞台に勢ぞろいした中で、午後5時にスタートした。ショーの最初にはプロ・フィギュア29人によるイブニングドレス姿も披露され、華やかな演出であった。
ボディビル部門の選手は、全員1人60秒以内のフリーポーズを披露、その後各クラス5位までの表彰、そして各クラス優勝者によるオーバーオールの比較審査が行われ、総合優勝者を発表、表彰するという手順で進んだ。
ファイナルでの中野選手は終始落ち着いてポージングが披露できたが、ほかの選手とのバルクの差が大きく入賞できなかった。7年前に圧倒的なディフィニションを武器にプロ資格を取得した中野選手であるが、現在プロの部は、バルク・カット・バランスの3拍子がそろわないと入賞は難しい。年々レベルアップしている現実を再認識させられた場面であった。
2011年12月14日(水)
『2011WNBF/INBF世界選手権報告4』|大会情報|コメント (0件) | コメントの投稿
2011WNBF/INBF世界選手権報告3
プロ終了後、直ちにアマ部門がスタート。ビキニ部門、ボディビル女子部門、フィギュア部門、フィットネス部門、ボディビル男子部門、の順で審査が行われた。
日本から出場した後東選手は、まず40歳から76歳までの17人がエントリーしたマスターズに出場した。マスターズは年齢で2クラスに分けられ、後藤選手は年齢が若いAクラスで、クラス最年長の54歳で審査を受けた。後東選手を除く8名は40代前半でミドルクラス以上の重いクラスの選手という、不利な状況の中での比較審査であったが、持ち前のカットを武器に大善戦した。私は、このプレジャッジの時点でトップ5圏内は固いと確信できた。
また、後東選手はオープンのバンタムクラス(68.1kg以下、10人エントリー)にもWエントリーし比較審査を受けた。一番小柄な後東選手はやはりここでもバルク面で厳しい比較審査を受けることになったが、私のジャッジでは何とかトップ5には滑り込めたのではないかと思えた。その後、オープン4クラス(ライト12人、ミドル13人、ライトヘビー12人、ヘビー6人)の比較審査が行われ、すべてのプレジャッジが終了したのは午後4時45分であった。
2011年12月14日(水)
『2011WNBF/INBF世界選手権報告3』|大会情報|コメント (0件) | コメントの投稿
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